May 01, 2007

安部首相の「謝罪」は苦い教訓か?

『産経新聞』の人気記者・阿比留瑠比記者の
「首相訪米、苦い教訓 慰安婦問題は意図伝わらず」という
署名記事を読んで
ちょっと甘いかもしれませんが
安部首相を擁護したいと思います
(記事は追記)

阿比留氏は
時事は掲載しなかったのに
産経は掲載し
拙ブログにも紹介した
慰安婦は「人権蹂躙時代」の産物だという
安部首相の消極的な反日派への「あてこすり」も
功を奏さず結局首相は
「謝罪ばかりしていた」という印象を与えたと
書いています

確かに、阿比留氏が言うように
ブッシュ大統領は
共同会見で「(元慰安婦への)首相の謝罪を私は受け入れる」
と自分たちのことは棚に上げて
「あてこすり」には当然気づかず
例によって能天気でしたが
果たしてこれは「苦い経験」なのでしょうか?

そもそも原爆を謝罪しないアメリカが
20世紀の人権問題で謝罪することなど
ありえない話で
それを引き起こすような
首相の「あてこすり」に気づいていても
言及するはずなどないのです
偽慰安婦を日本とアジアの問題だと
突き放さなかっただけでも
結構な話だと小生は思います

安部首相を批判するのは簡単です
しかし、今まで「あてこすり」すら
まともにできなかったことを思えば
安部首相は何とか問題解決を前進させようと
頑張っていると小生は期待しています

偽慰安婦問題はどちらかといえば
国内問題です
河野洋平の「総じて強制的」という馬鹿げた定義を
どうしても否定できない安部内閣は
「総じて強制的」を河野の言うような
外国人の売春婦だけは可哀想だからな金を上げて黙らせる
(日本人を差別するマイク=ホンダとまったく同じ!)という
ある意味でよほど人権侵害なやりかたをやめ
「総じて強制的」なのは
あの時代世界中で同じだった
日本は先に謝っている
という論理構造を作り
今後はそれが「総じて強制的」の解釈とする
ということだと思うのです

だから、米国の対応など
織り込み済みでしょう
阿比留記者は何を期待していたのでしょうか?

安部首相が謝罪をしながら「あてこすり」を始めた
ということは
少なくとも
現時点では評価されるべきだと思います

小生は河野談話の河野自身による否定こそが
本当の問題解決だと思います
まぁ、自国よりも支那や韓国が大切な河野は
そんなことはできないでしょう
石原東京都知事が言う
宮沢喜一の政治的野垂れ死には
河野にも約束されていますね
自分への罵詈讒謗を
墓場で聞くことを潔しとするとは
悲しい話です

【怪童】

産経の記事は
以下の通りです

首相訪米、苦い教訓 慰安婦問題は意図伝わらず

 【アブダビ=阿比留瑠比】安倍晋三首相の初訪米は、首脳同士の信頼関係を築いた点でひとまず成功を収めた。ただ、懸案だった慰安婦問題では苦い教訓を残したようだ。

 首相は、大統領との共同記者会見で、慰安婦問題についてこう語った。

 「慰安婦の方々に、人間として、また首相として心から同情しているし、そういう状況に置かれていたことに対して申し訳ない思いだ」

 「20世紀は、人権があらゆる地域で侵害もされた時代でもあった。21世紀を人権侵害のない素晴らしい世紀としていきたい」

 それに先立つ米議会幹部との会談でも、ほぼ同じことを述べ、訪米前の日本テレビや米CNNテレビのインタビューでも同じ言い回しを使った。

 首相の意図は明らかだ。重要なのは、慰安婦の境遇については率直に同情を示すことだった。これまでの国会答弁などで「意に反して慰安婦とされた『広義の強制性』はあったが、官憲による慰安婦狩りなどを示す『狭義の強制性』はなかった」と指摘し、官憲による強制連行はないと説明しただけなのに、海外メディアから人権意識の欠如のように報道されたからだ。

 慰安婦に同情する理由に関しては、日本政府・官憲の関与には言及せず、当時は慰安婦が置かれていた「そういう状況」があったことを強調した。これは、戦時の人権侵害が、決して日本だけのものではないことを強く示唆し、相手に過去よりも未来に目を向けさせる狙いだった。これなら、狭義の強制性はなかったという一線を譲ったことにもならない。

 しかし、周到に準備したこのフレーズは目的通りの効果は生まなかった。訪米前から同じ言い方を繰り返しているにもかかわらず、日本のメディアの多くは首相の意図に気付かないか無視し、「米国で謝罪」と強調した。一方、慰安婦の強制連行を既成事実と決めつけてきた海外メディアには、首相の微妙なニュアンスは伝わらなかった。

 首相から直接、こうした説明を受けたブッシュ大統領さえ、共同会見で「(元慰安婦への)首相の謝罪を私は受け入れる」とあっさり「謝罪」だと認定した。結果として「謝罪ばかり繰り返したとのイメージを内外に与えた」(同行筋)ことは否定できない。

 歴史問題で理解を得るためには、たとえ同盟国であっても、根気強い努力と工夫とが必要なことを、改めて痛感させられた訪米となった。

(2007/04/30 10:33)


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